2022年6月10日
リックソフト株式会社
リックソフト株式会社(本社:東京都千代田区、 代表取締役:大貫 浩、 以下:リックソフト)はこのほど、自社開発のデータ活用支援ツール「Cadre(カドレ)」をバージョンアップしました。
Cadreは、リックソフトが開発し2021年9月にリリースした、アトラシアン社製のソフトウェア開発プロジェクト管理ツール「Jira Software」とチームコラボレーションツール「Confluence」のデータ活用支援ツールです。
プロジェクト管理者がプロジェクト中にJira Software・Confluenceのデータを使って進捗実績値を可視化する際、データの取り出し・蓄積・集計・加工といった一連のデータ成形のタスクが発生します。Cadreは、そのタスクを自動化する役割を担います。これまで、データ基盤に蓄積した情報から分析用のデータを成形し、ビジネス分析プラットフォーム「Tableau」に接続して進捗情報を視覚化させてきました。
今回のバージョンアップでCadreは、Jira Software, Confluenceに加え、アトラシアン社製のソースコード管理ツール「Bitbucket」、Gitlab社のソースコード管理ツール「Gitlab」のデータも取得できるようになりました。
さらに、Cadreが蓄積・加工したデータをRDB公開・Amazon S3との接続で、Tableau以外のBIツールでも分析が可能になりました。お客様個々の開発現場にフィットした分析ツールで、シームレスなプロジェクトの管理と、QCD向上を実現させていきます。
新機能は以下の通りです。
Cadreで取得したデータをリレーショナルデータベース形式(関係データベース、RDB)で公開する機能が追加されました。Tableau以外のBIツールを導入している企業・組織でも、データの可視化が容易になります。
Cadreで蓄積したデータを、Amazon S3への出力が可能になりました。S3に蓄積されたデータをデータウェアハウスに連携・データ統合すれば、Jira Software・Confluenceと既存の社内データの統合が可能です。さまざまなデータと組み合わせた規模の大きい総合的なデータ分析ができます。
Cadreは2021年9月にリリースして以降、国内大手メーカーの現場で導入されてきました。
「Confluence, Jiraのデータ準備がCadreで完結できる。1時間もあればデータ活用を開始できる」「Tableauから接続でき、手軽さと柔軟さが両立できる」といった評価をいただく一方、「データセットのバリエーションが少ない」、「自社で使っているBIツールに対応してほしい」という要望を受けました。より幅広いいツール・要件のデータ準備を、様々なツールに接続したいというニーズに応え、機能を追加しました。
引き続き、Cadreで取得可能なサービスとデータのバリエーションの拡充をすすめます。同時に、よくあるユースケースに対応したアイテムセットのテンプレート化を進めていきます。データ活用にかかる総保有コストを圧縮すべく、分析ツールのライセンスに縛られない仕組みを構築し、お客様の更なるコスト削減に貢献していきます。
リックソフトは DXを推進する海外の最先端ビジネスアプリケーションを提供しています。また研修サービスや導入支援を中心に、全世界で約 5,200社(2022年2月時点)のカスタマーサクセスにも注力し、お客様の価値向上に貢献してまいります。
<登録商標について>
記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
リックソフト株式会社 マーケティング部 プレスリリース担当 堀田
現在、在宅勤務中につき、メールにてお問い合わせください:pr@ricksoft.jp