Secure Custom Fields for Jira (Security & Permission) (以下、Secure Custom Fields for Jira)は、
リックソフトが開発した Jira の機能を拡張するアプリです。
Atlassian Cloud版の Jira に対してご利用が可能です。
Secure Custom Fields for Jira
セキュリティとプライバシーの強化のために
管理者が Jiraのカスタムフィールドごとに細かなアクセス権限を設定することができるアプリです。
各フィールドごとに非表示にしたり読み取り専用にしたりすることが可能です。
Jiraには標準機能で課題単位に閲覧や編集権限を設定することが可能です。
しかし、フィールド単位での権限設定はできません。
そのため、フィールド毎に閲覧や編集可能な人を分けたい場合は課題を分ける必要がありました。
例えば、人事関係の情報で給与は人事のみが閲覧可能、住所などの個人情報は人事だけでなく上司も閲覧可能としたい場合
同じ人の情報にも関わらず別途 Jira課題を起票する必要があります。
しかし、カスタムフィールドで権限設定できれば、ひとつの Jira課題で管理することができます。
またセキュリティ要件の高い Jira課題を複数作成することは、セキュリティルールを複数作らねばならず、逆にリスクを伴う危険性もあります。
こうした背景から、お客様からフィールドごとに権限設定できるアプリをクラウド版で欲しいという要望を多数いただいておりました。
アトラシアン製品のアプリ開発の環境が整ってきたことで、本アプリを開発することが可能になり開発に至りました。
アプリは様々な種類のカスタムフィールドタイプを提供しています。
標準のカスタムフィールド同様に、Jira管理者が用途に合わせたカスタムフィールドを自由に作成できます。
フィールドの翻訳や画面への関連付けといった使い勝手は標準のものと変わりません。
フィールド値の表示と編集のそれぞれで、Jira管理者は権限を付与するユーザーを細かく設定できます。
権限の付与対象はグループ、ユーザー、プロジェクトロールはもちろん、担当者や報告者など柔軟な制御が可能です。