2013/07/08
ISMS取得にはConfluenceを使うと便利です大貫 浩Hiroshi Ohnuki
リックソフト株式会社 柏事務所は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO/IEC 27001:2005 / JIS Q 27001:2006」の認証を取得いたしました。
リックソフトはISMSの取得の際に、アトラシアン製品の「Confluence」と「JIRA」を利用し、非常に役立ちました。
審査員の方もこれらのツールを高く評価してくださいました。
そこで、どのようにこれらのツールが役立ったのかをここでご紹介したいと思います。
ISMSを取得するには、作成する文書がたくさんあり、その改版管理、関連書類の管理、または廃棄書類の管理などがとても大変です。
そんな時に威力を発揮するのが、
例えば、ISMS年間計画書、リスク対応計画書、ISMSマニュアルなどISMSチームが作成する文書は、ISMSチームが管理するスペースへ保存し、その中の情報セキュリティハンドブックや、セキュリティールール、パスワード命名規約など全社員に共有するものは、みんなの共有スペースへ保存し、セキュリティ教育の際にそのスペースを参照してもらったり、見たい時はいつでも確認できるようにしました。
ISMSチームメンバーはそれぞれ自分の仕事がありながら、ISMSの仕事も兼務しているので、全員が集まってミーティングする時間をたくさんとることができません。
しかし、各チームの調整、新しく定めるルールなどは山のようにあり、しかも審査日は決まっていて非常に短期間というスケジュールです。
そこで私たちのとった方法は、
それを繰り返して、下記のようなたくさんの文書を短期間で作成することができました。
(ちなみにこの画像はConfluenceのプラグインGliffyで作成しています。オンラインで簡単に作図ができるのです。)
審査員の方からは、
とお褒めのお言葉をいただきました。
また少しですが、
リックソフトでは、社内インフラの障害記録やアクセス権限の付与・変更・削除など作業履歴に「JIRA」を活用しています。作業単位にチケットが作成され、上長の作業指示、担当者の作業実施と履歴、作業完了後の承認などの一連の管理手続きが明確に行えます。
最後に、
今回のISMS取得は、コンサル会社のご尽力と、事業部長の決断力と、内部監査人の緻密さと、ネットワーク管理者のマイペースさと、事務局の冷や汗がうまくミックスされた結果だと思います。
そしてなりより、全社員のセキュリティーに対する意識の高さが一番でした。
ご協力ありがとうございました。
今後も慢心することなく、PDCAをまわして、更に良いISMSの運用をしていきたいと思います!
ISMS事務局:渡辺
アトラシアン社ではサポート範囲外となっているサードパーティ製のアドオンをリックソフトのRS標準サポートではサポートします。
リックソフトのRS標準サポートは開発元が提供するサポート以上の価値があります。
ツールを導入しただけでは成功とはいえません。利用者が効果を感じていただくことが大切です。独自で制作した各種ガイドブックはツール活用を促進します。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様にはガイドブックを無料進呈いたします。
ツール操作の研修だけでなく「ウォータフォール型開発」「アジャイル型開発」のシミュレーション研修も提供。
日本随一の生産性向上にも効果のある研修サービスです。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様には無料招待や割引特典がございます。